— ご主人はほんまる米と名付けた無農薬のお米などを育てたりと農業をやってらっしゃいますが、お手伝いされてみてどうですか?
私たちが目指しているのは、ただ単に農作物を作り不特定多数の人に売るのではなく、私たち自身が豊かな農的生活を実践し、お客さまと顔が見える関係を作る、そして、南房総に来てもらって豊かな自然・豊かな暮らしを楽しんでもらいたい、といったものです。
仕事の「観光」とも近いところですよね。
— 夢はありますか?
近いところでは、家族みんなで楽しく生活していけたら・・・と思いますが、もうちょっと社会的な内容だと、里山保全と暮らしが成り立つ社会にしていきたい、ですね。
— 具体的には?
里山の良好な景観の保全と、地域の人々の生活を成り立たせることが、一緒にできること。
よい里山景観があっても、人手がなくて田圃の管理ができないとかで耕作放棄されたり、お金になるからと宅地に変えられてしまう。そうでなく、良好な里山景観を資源として、精神的にはもちろん、できれば経済的にも地域に意味がある存在にして、維持していければと思います。
例えばこの辺だと、滝川のびゃくしんと大木があって、その周辺は、小さな水田と、畔と、農道と・・といった、すごくほっとするような、風景が広がって、とてもステキな場所なんです。
そういった環境資源をきちんと残していけるような仕組み、人を連れてきて、お金がまわって、管理が維持されるような仕組みを作っていきたい。
同時に、自分たちや地域の人の生活が成り立っていけたらなー、なんて考えています。とても難しい課題ですが。
— とても有意義な活動だと思います。ぜひ実現させてください。